百日咳が増えています

一部の地域で学童を中心に百日咳が増えています。千葉市全体でも例年の同時期と比べ、多く報告されており、流行発生警報継続基準値を上回っている状況です。(6/27~7/5報告)  百日咳は7~10日の潜伏期間で、風邪症状から徐々に咳が強くなり、そのうち短い咳が連続して起こり、最後に大きく息を吸う発作のようなものを何週間も繰り返します。乳児が感染した場合は無呼吸発作など重篤になることがあり6ヶ月未満では死に至る危険の高い疾患です。学童以降の感染では、連続した咳が続くものの、比較的元気なことが多いため、受診・治療せず登校し、感染拡大となってしまうことがあります。  学童の場合多少の咳での受診は必要ありませんが、1週間も咳が続く場合には、まずかかりつけ医に相談するようにしましょう。