椿の花通信 第59号(平成23年2月)

インフルエンザが流行しています!

千葉市内でもインフルエンザが大変流行してきています。
1月21日現在で千葉県は、流行地域の第8番目で(沖縄・佐賀・福岡・宮崎・長崎・大分・宮城に次ぐ)、警報域に入っています。
現在の流行株は新型で、A香港型もみられています。まだまだ流行レベルは高いままで推移しそうですので、マスクの着用・手洗い・うがいの励行につとめてください。
インフルエンザは、発熱してから半日以上経過していないと検査をしてもはっきりしません。ですから、午後からの発熱であれば、すぐに夜間救急に行くより、翌日にかかりつけ医を受診された方が確実です。午前からの発熱であれば、午後の受診の方が良いでしょう。
この時期は、休日救急・夜間救急ともに受診者数が急激に増えるため、原則としてインフルエンザの迅速診断検査はやらないことになっています。
感染したと思ったときには、効率の良い受診を心がけましょう。
インフルエンザがご心配な状況でしたら、問診票にその旨をお書き下さい。診察の前にインフルエンザの検査をさせていただきます(結果が出るまで15分程度を必要としますので、診察の時点で結果がわかり、待ち時間が少なくなります)。
なお、同じ月に2回のインフルエンザ検査は保険では行えません。大変恐縮ですが、2回目以降は自費とさせていただきます(1700円)。あらかじめご了承下さい。
クリニックでは、インフルエンザが終息するまで、待合室のレイアウトを変更し、院内での飛沫感染を少しでも予防できるように取り組んでおります。
ご不便をおかけいたしますが、ご協力ご理解のほどお願い申し上げます。

スギ花粉症のシーズンが迫ってきました!

2010年夏は日照時間が長く、気温も高かったため、2011年シーズンは、例年の5~10倍の飛散量と言われています。
しかし、今年に入って寒波が続いており、花粉飛散開始時期は例年よりやや遅れそうです。
スギ花粉症にも、ぜん息と同様にコントローラーが必要となります。
治療の基本としては、少なくとも2週間前からは抗アレルギー剤の内服を行い、点鼻・点眼薬を組み合わせることになります。症状が出て苦しむ前に治療を開始して、快適な春をお過ごしください。