椿の花通信 122号(5月号)

日本脳炎ワクチンは6ヶ月から!

4月の「椿の花122号」でもお知らせしたとおり、これまで3歳から接種を!と、ご案内してまいりました日本脳炎ワクチンですが、千葉県では6ヶ月から接種をお勧めするようになりました。
これは昨年千葉県内で0歳児の感染が発生したことを受けて、早期からの予防が必要との声が高まったことによります。
6ヶ月からでも公費接種の対象です。
6ヶ月になったら日本脳炎ワクチンを接種しましょう!

1歳6ヶ月児健診・3歳児健診について

つばきこどもクリニックでは1歳6ヶ月児、3歳児の内科健診をお受けしています。

この二つの健診については、千葉市各区の保健センターで実施される集団健診が終わってから、個人的に内科健診をつけに行く、という流れになります。
該当年齢を過ぎた頃に、千葉市から集団健診の案内が自宅に郵送されます。
まずは指定された日時に保健センターでの集団健診を受けるようにしてください。
その後、個人的に内科健診を受けに行くのですが、その際には、集団健診の時に記入した問診票の複写(集団健診時に返却されます)と、郵送されてきた無料券・母子手帳を忘れずにお持ち下さい。

集団健診の案内がまだ届いていなかったり、集団健診が済んでいなかった場合は当院での健診が自費扱いになりますので、ご注意ください。

お注射はワルモノじゃない

大半のお子さんはお注射が大っ嫌いです。お注射は痛くて怖いもの。無理もありません。
ですが、予防接種は病気に負けない体になるため、採血は体の様子を調べるため、点滴は症状を軽くするために大切なものなのです。
お子さんにとってイヤなことでも、悪いことをしているわけではありません。

ですから。どうかお父さんお母さん方、お注射の後には「ごめんね」と謝るのではなく「頑張ったね」「かっこよかったね」とたくさん褒めてあげてください。
泣きながらも頑張ったその体験が、お子さんにとって自信となるのです。
小さな赤ちゃんにとっては、なによりの安心になるのです。
その積み重ねで、お注射は“イヤだけど、頑張れば褒められるもの”に変わります。

それからもう一つお願いです。
「良い子にしてないとお注射してもらうよ!」という言葉。
この言葉一つでお注射はあっという間にお子さんにとって。“罰”に変わってしまいます。
お注射は大切なもの、ワルモノじゃないよということを教えて、お子さんの頑張る気持ちを育ててあげてください。