椿の花通信 100号(7月号)

B型肝炎ワクチンをご存知ですか?

B型肝炎に感染すると一部の人が慢性肝炎を発症し、さらにそこから一部の人が肝硬変・肝臓がんを発症するといわれています。
当院では、大人の方は対象外ですが、お子さまは年齢関係なく接種可能ですので、まだお済みでない方は、できるだけ早いうちに接種されることをお勧めします。
自費のお注射です。費用は3回接種で、¥5,500/回です。2回目の接種は1回目終了後4週間、追加接種は半年後です。
接種期間が過ぎてしまうと再度接種しなおしになることがあります。
費用もその分かさみますし、せっかくお子さまが接種した注射がやり直しになってしまうのはつらいことですから、期間は必ず守っていただけるようお願いいたします。

こども医療費助成受給券の更新

千葉市は、未就学児を対象に医療費の助成を行うための受給券を発行しています。7月末で今お使いの受給券が切れ、更新となりますので8月1日以降に受診される際には、忘れずに新しい受給券をお持ちください。
忘れた場合には、保険負担となります。
また、助成制度が改正され、助成対象の拡大と保護者負担金が年齢により変更される事となりましたのでご確認お願いいたします。

0歳~小学3年生:300円/通院1回
小学4年生~中学3年生:500円/通院1回

心理カウンセリング外来 Q&A 中学生のこころの悩み

Q:私は中学生です。何を、いうのは言いたくないけど、こんなことを悩んでいるのは自分だけなのかな?
A:悩みがあるのは、あなただけではないと思います。「自分についての悩み」「友達や家族関係の悩み」「勉強についての悩み」。中学生の悩みのパターンは3つあるといいます。とはいえ、悩みの内容や受け止め方はいろいろ。どうすればいいか、わからなくてこまっているのではないでしょうか。
悩みの素には、自分の気持ちがうまく理解できていないこともあるかもしれません。たとえば、送ったメールに返事が来なかったとき、あなたはどう感じますか?「私は嫌われている」と考えると、悲しくなります。「怒ってるんだ」と考えると、不安になります。でも、「まだ見ていないんだな」「他のことで忙しいんだろう」だと、あまり気分に影響がないでしょう。よく出る「考え方のクセ」があるのかも。
嫌な気分を抱え込まずに、周りに相談してみましょう。『こころの健康副読本』なども参考になると思います。

当院では、乳幼児から中学生までのお子さまとそのご家族を対象に『心理カウンセリング外来』を行っています。予約制です。詳しくはスタッフにお尋ねください。
7月の予定:4日(金)、12日(土)、18日(金)、26日(土)

担当:西村圭子(臨床心理士)