椿の花通信168号(3月号)

ヒブワクチンについて

 今現在ヒブワクチンの供給が一時停止されております。
それを受けまして千葉市より「可能な限り1回目の接種を優先するように」との依頼がきております。
当院でも2月以降、1回目のお子さんへの接種のみ実施し2回目以降のお子さんにはお待ちいただいている
状況です。 

当院での在庫がある限り、今と同じ体制で接種を続けてまいりますが、ワクチンがなくなり次第、1回目の
お子さんの接種もお断りせざるを得なくなります。
皆さまにはご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、何卒ご理解の程よろしくお願いいたします。

 尚、供給再開時期は今のところ分かっておりませんが、状況が変わった場合には都度、当ホームページで
お知らせ致しますので、どうぞご確認ください。

 今回のように、順調に供給されていたワクチンが急に出荷停止となったり、供給不足になったりしたことは
過去にも何度かありました。
ワクチンが手に入らない以上、クリニックでも接種を一時的に見合わせるしかなくなってしまいます。
接種可能期間には幅があるため、まだ急がなくても大丈夫・・・、と思いがちですが、上記のようなことが
起こりうると考えて、接種可能な月例、年齢になりましたら、速やかに接種を計画して頂きたいと思います。

 

麻しん・風しんワクチンの接種をお急ぎください

 今年度、年長さんだったお子さん(2013年4月2日~2014年4月1日生まれ)の
麻しん・風しんワクチンの接種期限は3月31日までです。
この日を過ぎますと、公費での接種はできませんので、自費(当院では9000円)での
接種をなります。
今一度、母子手帳ご確認いただき、まだ接種していない方はお急ぎください。

 来年度、年長さんとなるお子さん(2014年4月2日~2015年4月1日生まれ)の
接種に関しては、4月1日以降となります。お気をつけてください。

一つの病気は一つの病院で

 

 病気になった時、一回の受診でスッキリ良くなってくれれば良いのですが、薬を飲んでいても症状が
進んでしまう、なかなか治りきらない、ということはままある事です。
治らないのでこちらのクリニックに来ました、という話もままある聞かれる話です。
ただ、受診する病院を変えるということは、その病気の途中から診ると行くことになります。
経過をお聞きすることはできますが、その病気の最初の体の状態は診ることはできません。

一つの病気を一つの病院で診察する意味は、

  病気のスタートから、お薬を使ってどう変わったのか、どういう経過をたどって
  今の状態になっているのか、トータルで判断し次の治療につなげることができる

ということにあります。

 このことを知っていただき、一回でスッキリとはいかなかったとしても、ぜひ最初に診てもらった病院で
続けて経過を追ってきてもらうことをお勧めします。

 また、やむを得ない理由で病気の途中から受診する病院を変える場合には、必ずお薬手帳をお持ちください。
過去に処方された薬から、お子さんのこれまでの様子を知る手がかりになることもあります。ご協力お願いします。