椿の花通信169号(4月号)

16歳になりました

 つばきこどもクリニックもおかげさまで、4月17日で16歳になりました。
これも皆様のご愛顧のおかげと感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
クリニックが16歳というと、開業当時からのスタッフもおりますが、院長を含め16年の歳をとって
しまったということになります。当然ですが、気持ち的にはまだまだ若いつもりではおりますが、
目は老眼、記憶力は減退、動体視力は低下、と確実に老化してしまっています。それでもそこを気力で
カバーしながら、これからも皆様のお力になれますようスタッフ一同で微力ながら取り組んで参りたいと
思いますので、どうぞよろしくお願い申しあげます。

 

おしらせ

 「椿の花通信」開始から14年がたちます。毎月季節の話題や医療上のお知らせなどを提供させて
いただいておりましたが、診療時間の変更などに紙面を費やすことも多くなってきている状況を考えて、
2カ月に1回の発行とさせていただきたいと思います。
 診療時間につきましては、最新の状況は院内掲示と当ホームページと当院予約サイトの
『クリニックのお知らせ』でご案内しておりますので、ご確認お願い致します。

 金曜日の午後の診療ですが、6月から14:00~15:30を乳児健診の時間に充てさせていただき、一般
診療を15:30~18:00とさせていただきます。
 千葉市の出生者数は年々減少しており、少子化に歯止めがききませんが、それを上回る小児科開業医
不足が続いているため。「なかなか乳児健診の予約が取れない」というご意見を頂戴することが多く、
これまでの金曜日の午後の受診者数を加味して、金曜日にも乳児健診を行うことにいたしました。
時間変更のお間違えのないようお願い申し上げます。

SARS-CoV-2の拡大による緊急対応について

 SARS-CoV-2の感染拡大に伴う措置として千葉市では以下のような診療体制の変更措置がとられています。
お間違えのないようにくれぐれもご留意ください。

 夜間救急初期診療ですが、これまで千葉市海兵病院内で平日19:00~翌日6:00、土曜・日曜・祝祭日18:00~
翌日6:00で行われており、千葉市明のほぼ24時間の医療を守る存在となっていましたが、病院への出入りを
なるべく少なくすることにより、夜間の手薄な状態での医療者の偶発的なSARS-CoV-2感染による病院の医療
崩壊を防ぐため、連日24時までの対応に終章されます。
もし0時~開業医が始まる自慢までに何か生じた場合には、千葉救急電話相談でご相談ください。

 また、千葉市でもドライブスルー方式のPCR検査を千葉市保健所と千葉市医師会の協力の下に開始することに
なりました。しかし、誰でも自由に検査ができるというわけではなく、これまで通り「新型コロナ 受診相談窓口
(帰国者・接触者相談センター)」に連絡をして感染の可能性があり、軽傷を判断された方が、そちらに回ること
になります。場所などは風評危害の観点から公表されていません。
感染が心配な場合には千葉市の「新型コロナウイルス感染症が心配なときに」 をご参照ください。

3密を避けましょう

 SARS-CoV-2の感染拡大をなんとか阻止できるようにと、緊急事態宣言のもとで3密を避けるための行動自粛が
要請されています。このウイルスは飛沫感染や接触感染で人から人への感染が知られて、決して空気感染するわけ
ではありません。ですから、この接触を避けることが感染拡大防止につながるはずなのです、新型インフルエンザ
ウイルスが流行した9年前には、もともとインフルエンザワクチンが存在したため、新型に作り替えで対応すること
ができたことと、感染してもそれほど重症にならずにすんだことが乗りきれた理由だと思います。
 しかしながら、今回のSARS-CoV-2は相当手ごわく、重症率も大変高く、重症者の49%が死亡してしまうという
データも出ています。「新型コロナウイルスを倒す!」などというのは簡単ですが、ワクチンも特効薬のない現状
では、ただ単純に戦って勝てる勝算などないのですから、とにかくお互いを守るために、行動を自粛しましょう。
「Stay Home !」「密集・密閉・密接の重なるところを避ける」「人との接触を8割減らす」「外出は1日1回程度」
を守って、お互いの感染に気をつけましょう!