椿の花通信172号(9.10月号)

ロタウイルスワクチン予防接種が定期接種になります

 今まで任意接種だったロタウイルスワクチン予防接種が、令和2年10月1日から定期接種になります。
対象者は、令和2年8月1日以降に生まれた方です。
但し、定期接種は今年の10月以降に接種したものが対象となるまで、8月以降に生まれた方でも
9月30日以前に接種した場合は、任意接種の扱いとなり公費対象外となりますのでご注意ください。

 7月までに生まれた方は、10月以降も任意接種の扱いとなり自費での接種となりますが、
ロタウイルス胃腸炎の重症化を防ぐ大切なワクチンですので接種をご検討ください。

ロタウイルスワクチンは2種類あります。
 ♦ロタリックス( 1価 )
   出生6週後から24週後までの間に2回接種
   1回目と2回目を27日以上空ける
 ♦ロタテック( 5価 )
   出生6週後から32週後までの間に3回接種
   1回目と2回目、2回目と3回目をそれぞれ27日以上空ける

 どちらもロタウイルス胃腸炎に対して同様の予防効果が見込まれています。
それぞれのワクチンで接種回数や接種量が異なるため、途中でワクチンの変更をすることは
できません。どちらを接種するかは保護者の方で決めていただくことになります。
初回接種は14週6日までに終わらせるようにして下さい。
当院では、初回接種が15週を超えた場合の接種は行いません予めご了承ください。

 

インフルエンザ予防接種のお知らせ

 今年のインフルエンザ予防接種は、10月初旬開始予定で準備を進めています。
詳細は要綱が出来次第、ホームページなどでお知らせします。
接種を希望される方は、必ず内容を確認の上ご来院ください。

♦お子さまの場合、体調を崩してしまい計画通りにいかず、12月になって接種を開始される方や
 2回接種できなかったという方も毎年多く見受けられます。
 10月中の体調のいい時にぜひ接種を始めてください。
♦この時期に薄井手帳を拝見すると予防接種が進んでいないお子さまをお見かけします。
 年齢相当のものは終了しているか、追加接種を忘れていないかなど児残にご確認ください。
♦インフルエンザの予防接種の時期は、多くの母子手帳をお預かりします。
 表紙にはお子さまの名前の記載をお願いします。また、別冊や診察券、保険証等を挟まれている方は、
 お手数ですが、外していただくようお願いいたします。
 紛失事故を防ぐため、診察のスムーズな進行のためご協力いただけますようお願いいたします。

 

予防接種の間隔について

 今まで異なるワクチンを別の日に接種する場合、不活化ワクチン接種後は6日以上の間隔を空けて1週間後以降に、生ワクチン接種後は27日以上の間隔を空けて4週間後以降に接種可能となっていました。令和2年10月1日よりこの間隔の制限が変更となります。 注射生ワクチン(麻疹・風しん、水痘、おたふく、BCGなど)同士の接種間隔を27日以上空ける以外は制限なしとなり、それ以外はすべて撤廃となりました。 但し、同一ワクチンの接種間隔は今までと変更ありませんのでご注意ください。 

 今まで異なるワクチンを別の日に接種する場合、不活化ワクチン接種後は6日以上の間隔を空けて
1週間後以降に、生ワクチン接種後は27日以上の間隔を空けて4週間後以降に接種可能となっていました。
令和2年10月1日よりこの間隔の制限が変更となります。
 注射生ワクチン(麻疹・風しん、水痘、おたふく、BCGなど)同士の接種間隔を27日以上空ける以外は
制限なし
となり、それ以外はすべて撤廃となりました。
 但し、同一ワクチンの接種間隔は今までと変更ありませんのでご注意ください。