椿の花通信174号(1.2月号)

感染防止についてのお願い

クリニックには、毎日たくさんの患者さんが来院されます。
いらっしゃる患者さんは、発熱や咳、胃腸炎などの病気で来られる方や
元気で予防接種を受けられる方、症状が落ち着いている慢性疾患で定期受診を
される方など様々です。

このような理由から、以前より当院ではクリニックを受診されるお子さんや
ご家族の皆様に感染をあげたりもらったり(交差感染)しないよう、手指消毒と
2歳以上のお子さん・来院される方皆様にマスクの着用をお願いしております。

また、ずいぶん早めに来院して待合室でお待ちになる方もいらっしゃいますが、
同様の理由で、なるべく待合室での滞在時間が短くなるよう、順番は確認の上
来院いただくよう、お願いいたします。

 今回の新型コロナの流行に伴い、期間限定ではありますが、付き添いの方は、
受診されるお子さまおひとりに対して1名でお願いしております。
(受診されないお子さまに対しての付き添いの方の待合室待機はご遠慮下さい。)

 

 スタッフ一同感染予防に努め、対策を講じております。
 来院される皆様のご協力をお願いいたします。

花粉症対策はお早めに

 2020年6月は、全国的に日照時間・気温ともほぼ平年(過去10年の平均)並みでしたが、
6月上旬の日照時間は、2019年と比べてかなり多くなりました。
7月は梅雨前線の影響で曇りや雨の日が多く、気温も低かったのですが、8月は一変して
記録的な猛暑でした。このような夏の気象条件および昨年全国的に花粉が少なかった状況から、
2021年の春の花粉飛散数は、おおむね平年よりすくないものの、2020年より多くなる見通しです。
千葉では昨年度の飛散量が非常に少なかったことから、今年の症状は強く感じるかもしれません。
 例年、症状が出始めてから内服薬や外用薬を希望される方がいらっしゃいますが、症状が出て
からの治療では、効果がですまでに時間がかかります。
 症状が出る少し前(今年だと1月下旬)に内服薬は開始しましょう。

 

インフルエンザ後の証明書について

 2018年から、千葉市立の小中高等学校に限って、インフルエンザ後の治癒証明書が不要になりました。
ただし、登校基準は今までと変わりありません。
 学校にはインフルエンザであることを報告し、登校する時には学校から配られた「インフルエンザにおける
療養報告書」
を親御さんで記入して提出するようにしてください。

 小学校未満の幼稚園や保育所のお子さんに関しては、今まで通り治癒証明書が必要です。
 下記条件を満たしたら、予約を取って必ずご本人も一緒に来院してください。

 インフルエンザは熱が下がっていても、ウイルスの排出は続いています。
 そのため、下の2つの条件を満たすまでは、自宅療養が必要になります。
 治癒証明書が不要になったということは、わざわざ病院に再受診して確認をしてもらう手間はなくなりましたが、
それは適当に休んで適当に登校していいわけではありません。
流行を抑えるためにも引き続き療養期間内の状態観察及び検温をお願いします。


インフルエンザ後の登所・登園・登校の条件

小中高校生:①発熱し始めた日を0日、翌日を1日と数えて、5日間経過していること
      ②朝から熱がない日が、まる2日経過していること

小学生未満の幼稚園や保育園のお子さん
      ①発熱し始めた日を0日、翌日を1日と数えて、5日間経過していること
      ②朝から熱がない日が、まる3日経過していること