椿の花通信202号(11-12月号)
【NEW!】HPVワクチンは接種について
HPVワクチンは子宮頸がんなどのHPV感染症を予防するワクチンです。
当院で接種を行っているシルガード9(9価HPVワクチン)は、子宮頸がんの原因の
80-90%を占める、7種類のHPV(16/18/31/33/45/52/58型)と尖圭コンジローマ
(6/11型)の感染を予防することはできます。
HPVワクチンの定期接種対象者は小学6年生~高校1年生の女子です。
他の予防接種とは違い、定期接種対象の区切り年齢ではなく学年となっている
ワクチンのため、
現在高校1年生の方は、2026年3月31日までに接種を終える必要があります。
通常、15歳以上で接種を開始した場合、1回目から2か月後に2回目、1回目から半年後
かつ2回目から3か月以上あけて3回目の接種と、接種を終えるのに6ヶ月かかります。
ですが、やむを得ない事情があり通常スケジュールでの接種が難しい場合、1回目から
1か月後に2回目、2回目から3か月後に3回目と、4か月で接種を終えることが可能です。
つまり、まだ接種を開始していない高校1年生の方も11月に接種を開始すると、
短縮スケジュールにより3回すべてを公費で受けることが可能です。
自費での接種ですと1回につき約3万円かかかるワクチンとなっています。
まだ接種されていない方は、今一度接種をご検討ください。
マイナ保険証はお持ちですか?
国の法改正により、2024年12月2日から、健康保険証の新規発行は終了しました。
そして2025年12年2年より、従来の健康保険証は使用できなくなり、マイナンバーカードを健康保険証として利用する「マイナ保険証」をお持ちでない場合、健康保険組合より発行された「資格確認書」が必要となります。
マイナ保険証として保険証と紐づけしたマイナンバーカードの受付のカードリーダーに通していただくと、保険証の情報や他院での処方薬の情報などを取得し、より良質な医療を提供できるようになります。
まだマイナンバーカードをお持ちでない方は、ぜひマイナ保険証への切り替えにご協力お願いいたします。



